2013年2月2日土曜日

これは貴重です。

皆さん、ドイツのCazalというブランドはご存知でしょうか?Cazalと聞くと、1980年代のオールドスクールシーンのRUN D.M.CやM.Cハマーを思い浮かべる方も多いと思います。もちろん、現在も非常に人気の高いブランドですが昔のCazalは独特の雰囲気があり素敵です。
デザイナー、Cari Zalloni(カリ・ツァローニ)が1975年に始めたこのブランドはドイツのバウハウスに影響を受けた装飾、ディテールが特徴で80年代にはニューヨークでカザールのサングラスを巡って殺人事件が起こっているしまうほど熱狂的な人気を博しました。80年代のオールドスクールシーンではRUN D.M.Cがカンゴールのハット、ADIDASのジャージ、スニーカー、金のロープチェーンのネックレス、CazalのアイウェアといったスタイルでCazalブランドはニューヨークを始め、ハーレム、ブロンクスといった貧困に負けずストリートに暮らす若者の心をつかみました。
 当時、Cazalロゴが入ったままの眼鏡を掛けるのが一種のステータスだったという話がある程、Cazalは当時から高級ブランドで庶民にはなかなか手が届かないブランドで、手に入れたという事が成功のシンボルとして周りにアピールする事が出来る眼鏡ブランドだったと言えます。
前置きが長くなってしまいましたが、今日ご紹介するのはCazalブランドで非常に人気があった品番の951です。当時の付属品も全て付いてます。こちらのモデルはCazalの中でも珍しくスポーツタイプで、テニス、カヌーといったスポーツまで対応できる様テンプルに付けるバンドが付いており、カヌーが転覆したときにサングラスが浮くように作られたヘッドバンドや、テニスやバスケットボールに対応する為のバンドの付属品が付いてきます。
もちろん、MADE IN W.GERMANYで復刻ではなくオリジナルのCazal951です。付属品も全て揃っている状態は非常に貴重です。なかなか気軽に掛けるというのも少しためらうかもしれませんが、ヴィンテージサングラスのアーカイブとしていかがでしょうか。

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こちらでもお買い物が出来ます:http://frequence-s.com/glasses.html

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