2013年11月26日火曜日

11/27、28、29の営業時間のお知らせ

明日、11月27日は夕方より出張の為、16:00閉店となります。
尚、11月28日は店舗はお休みさせて頂きます。
11月29日は15:00より開店とさせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

週末、皆様のお越しをお待ちしております。

2013年11月25日月曜日

70'S HILTON CLASSIC

昨日、一昨日とバタバタと忙しい日がお陰様で続きました。
お越し頂いたお客様、ありがとうございました。

最近、眼鏡玄人の方に非常に評判の良い、イギリスのHILTON CLASSICですが今まで、展開していなかったカタチ、色の眼鏡が入荷しています。

70'S HILTON CLASSIC 14KRG

SIZE:47mm-20mm-142mm
天地幅:45mm


個人的にハマっているのが、白いニットやカットソーにゴールドの眼鏡を合わすコーディネート。
メタルの部分もメッキではなくて14金の金張りの為、上品なゴールドの発色も魅力です。
上品なスタイルに野暮くなるギリギリの上品な眼鏡を掛ける。
勿論、レンズには色を薄く入れて・・・
このヒルトンクラシックも少し大きめのラウンドですが、小さいとクラシックな印象ですが、少し大きめのサイズも良い意味で野暮な印象で、男臭くてカッコいいです。
流石、紳士の国イギリスと言った印象の少し、野暮で品の有る眼鏡です。

お知らせ


来月の12月7、8日と千葉県柏市のiii3(アイスリー)さんにて第2回トランクショーを開催します。
第1回は6月に開催しましたが、非常に多くのお客様で賑わいました。
第2回は新進気鋭のアクセサリーブランド、Akane Charms(akanecharms.blogspot.com/)との合同トランクショーです。
(関東、関西のUA,beauty&youthさんにてお取り扱いされています)

今回は前回以上に気合いを入れて、最高のヴィンテージを揃えて行います。
是非、お時間ありましたら関東近郊の方のご来店お待ちしております!

  blog : iii3.exblog.jp/
        HP : itree.jp/


            お問い合わせ:contact@frequence-s.com

2013年11月19日火曜日

Persol RATTI649/2入荷しています。

Persolのブランドアイコンとも呼べるサングラスである649/2が入荷しました。
649は品番でその後に続く2はサイズです。
いままでFre'quence.では649/3の入荷はあったのですが、2は初めてです。
3だと少し大きいなと感じられた方には非常にオススメです。
欧米人の様に顔の彫りが深くて、鼻が高い方には3か4のサイズがベストですが、個人的には2も非常に掛け易いサイズだと感じます。

Persol RATTI649/2 BREVETTATO


SIZE:52mm-21mm-134mm
天地幅:45mm





3番目の写真に表記されている品番の下に書かれているBREVETTATOとはイタリア語で「特許」を表す意味。
また4番目の写真に写っているOTTICA CANFORAとは当時のPersolを扱っていた代理店のネームと思われます。

このPersol RATTI649はスティーブマックイーンが愛用したモデルの一つとして余りにも有名ですが、このモデルが誕生した背景はあまり知られていません。

このモデルが誕生したのが1957年、イタリアのトリノの路面電車(トラム)の運転手が風と粉塵とで視界を遮られ、困っていた状況に端を発します。
実はファッション性というよりも、機能面を考えられて作られたデザインなのです。
鼻幅も狭く風が入りにくくなっており、視界も上下左右に広く取られ、視界を邪魔しないレンズシェイプになっているのも特徴です。

アメリカのレイバンの代表的なモデルであるティアドロップ型のサングラスも、空軍のパイロットに向けて作られ、あのカタチは人間の眼が動く範囲を最大限カバーし、視界を邪魔しない様に考えられています。

アメリカのレイバンに代表される様なティアドロップ型のデザインよりもイタリアブランドらしい色気を感じさせる雰囲気がこのモデルの特徴でもあります。
1994年のフランスの書籍「qualita:scenes d'objects a l'italienne」の中で「イタリアが生んだ史上最も代表的なオブジェトの1つ」と書かれています。(たまに洋書店でこの本あります)

市場でもなかなかデットストックで出て来ることの無いモデルですが、これから先はもっと手に入れる事は難しくなってきます。
気になっていた方はこの機会に、いかがでしょうか?

           
                                         お問い合わせ:contact@frequence-s.com










2013年11月15日金曜日

コレクションアイテム

自分の店で展開している眼鏡、サングラスのほとんどはデイリーに使えて、クォリティーやデザインのバランスが取れているモノを厳選していますが、単純に「売れなくてもいいから持っていたいなぁ〜(笑)」というモノもあります。

もちろん、販売していますがデイリーに使えるかというとなかなか難しい。けれども所有欲を満たしてくれるキワドイサングラスを今日はご紹介します。

先ずはNIRVANAのカートコバーンが愛用していた事でもあまりに有名なクリスチャンロス(1995年以前のオプティカルアフェアーズ名義です)のNO.6558。

Chrischan Roth(Optical Affairs)No.6558





もちろんデットストックでコンディションも最高です。
以前、ナンバーナインなどで数多くのカートコバーンモデルが復刻されていましたが、少しおとなし目のデザインでした。本家はかなりアグレッシブなつり目が特徴的。
このモデルは黒、クリアグレーが存在していますがここはやっぱり、カートも掛けていた白です。

次は眼鏡界のBOSS、Alain Mikliの1986年のコラボレーションサングラスです。
誰が掛けるの?という素晴らしいデザイン(笑)
こういう振り切っていて美しい物ってなかなか無いんだよなぁ。

1986  Alain Mikli×Chantal Thomass




 赤もあります!




フランスの高級ランジェリーデザイナーであるシャンタルトーマスとのコラボサングラスですが、かなり希少です。
なかなかデイリーには使えない感じがまた、カッコいいです。
売れるデザインや売り易いデザインの眼鏡、サングラスが溢れている現在の市場ですが、個人的にはヴィンテージの持つ「振り切れた」感じが好きです。

お知らせ


来月の12月7、8日と千葉県柏市のiii3(アイスリー)さんにて第2回トランクショーを開催します。
第1回は6月に開催しましたが、非常に多くのお客様で賑わいました。
第2回は新進気鋭のアクセサリーブランド、Akane Charms(akanecharms.blogspot.com/)との合同トランクショーです。
(関東、関西のUA,beauty&youthさんにてお取り扱いされています)

今回は前回以上に気合いを入れて、最高のヴィンテージを揃えて行います。
是非、お時間ありましたら関東近郊の方のご来店お待ちしております!

  blog : iii3.exblog.jp/
        HP : itree.jp/





2013年11月12日火曜日

60'S Selecta ROCKY入荷しました

Fre'quence.の定番アイテムであるフランスメイドのSelecta社の”ROCKY"が入荷していますが、今回はこれまで全然入荷の無かったsmokeという色です。
グレーといった方がしっくり来そうなカラーですがペーパースリーブの表記ではsmokeとなっています。
実は1ヶ月程前に1本入荷したのですが、直ぐに売れてしまいました。
今回は2本入荷していますので、是非気になっている方はお急ぎ下さい。

60'S Selecta "ROCKY" smoke








黒と違ってトーンが柔らかいので、かなり使い易いカラーだと思います。
白のニット、シャンブレーシャツにも相性が良さそうですね。
このSelectaの"ROCKY"の魅力はボリューム感がありながらも、スマートさも兼ね備えているデザインだと思います。
クラシックな雰囲気ながらもクラシック過ぎないというか・・・
オン・オフ問わず使える良い眼鏡です。
勿論、クォリティーも良く生地の弾力もしなやかで艶も非常に良いです。


                                             お問い合わせ:contact@frequence-s.com

2013年11月10日日曜日

Ray Ban round metal blue mirror

久しぶりに入荷しました。
個人的に非常にこのキワドイ雰囲気が好きなRay Banのラウンドメタルのブルーミラー仕様。
本当に数が少ないモデルです。
しかも今回はsmallサイズの46mmと少しクラシックながら、より怪しい雰囲気が出るサイズ感です。
今回は箱、ケースも付いた完品です。


SIZE:46mm-21mm-140mm
天地幅:43mm





一般的に出て来るラウンドメタルはG15というレイバン独自のグレーカラーですが、ブルーミラーはベースのG15に反射光がブルーのミラーを焼き付けていますので、かなりギラギラします!
プラスチックレンズによくある、ミラーを吹き付けた所謂、「フラッシュミラー」と呼ばれるテカリかたではなくガラスレンズにミラーを焼き付けたレンズの方が、ミラー剥がれにも強いですし、ギラギラした反射が魅力です。
何よりレンズにコストが掛かっていますので、性能的にも光からキチンと眼を守ってくれます。
ファッション的にもカッコいいですが、サングラスの機能としても非常に高いクォリティーです。

                                               お問い合わせ:contact@frequence-s.com



2013年11月8日金曜日

明日は

明日11月9日は土曜日ですが、Fre'quence.お休み致します。
日曜日は11:00〜20:00の通常営業ですので宜しくお願いします。

2013年11月6日水曜日

40'S French Vintage

40年代のフランスのヴィンテージフレームが入荷しています。
一言で言えば、素晴らしいデザイン&作り。
現行のフランスブランドが正にこの様なデザインの眼鏡をリリースしていますが、(どこのブランドとは言いませんが、クリエーションの欠片も無いです。)
こちらは所謂、元ネタとも呼べるデザインです。

40'S French Vintage

SIZE:38mm-24mm-140mm
天地幅:36mm



特に秀逸なのはリム上部のカットと研磨の技術ではないでしょうか。
これだけ角を残して研磨を掛ける事は、非常に時間が掛かりゴマカシが全くきかないので、相当研磨の技術のあったフランスの職人が手がけていたことが伺えます。(研磨が下手だと角が取れて丸くなってしまいます)
特に、ブリッジ部分のカットのシャープさは現代の眼鏡メーカーでここまで、キレイに角を残したまま磨ける職人はほとんどいないのではと思ってしまうほど美しいです。

生地も熱を加えてあげるとしなやかに曲がってくれますが、弾力もまだまだあるのでこれからも長く付き合えるフレームです。

今のメーカーでも所謂、ヴィンテージ風のデザインやディテールを用いてソレっぽく作っているところが非常に多いですが、残念ながら生地の弾力性、色味、細かい作りはヴィンテージにはかないません。
今日ご紹介した眼鏡は今みたいに大量生産出来る機会もほとんど無く、人の手で時間を掛けて作らざるを得なかった時代の物です。
まさにクラフトマンシップ溢れる1本です。

                                              お問い合わせ:contact@frequence-s.com










2013年11月4日月曜日

50'S Art Craft



久しぶりに50年代のArt Craftの眼鏡が1本入荷しました。

Art Craft社〜正式には「Art Craft Optical Co」1918年にニューヨークのダウンタウン、RochesterにCharles J.EagleとOtto W.Dechauによって設立されたブランド。
アメリカンオプティカルやボシュロム、シューロンといった所謂、アメリカ3大眼鏡ブランドと比べるとマイナーな印象のArt Craft社ですが、職人のハンドクラフトによる最高品質のメタルフレームは非常に高い評価で、高級品として人気でした。
特に30~50年代のモデルは精巧かつ、意匠もレベルが高いのが特徴です。

個人的には50'S〜60'SのArt Craftのメタルフレームは今では贅沢な12金が多く使用されており、アメリカ3大ブランドに全く引けを取らない非常に高い品質です。

50'S Art Craft 12KGF







一番最後の写真にも有る様にギャランティーペーパーにはレンズはカタチ通りに正確に削る旨の説明書きや、12金の金張りを表す説明が書かれており、製品に対して高い自信が有る事を感じさせます。
現代では純粋なアメリカ生産の眼鏡、サングラスはほとんどありません。
生産の拠点は中国、韓国、ベトナムといったアジア圏で、「MADE IN ITALY」と書かれていても行程の殆どをアジアの工場で行い、最終の組み立てを例えばイタリアで行えば上記のように「MADE IN ITALY」になる訳です。
大量生産、大量消費、低コストを実現するにはアジアの巨大なファクトリーが不可欠になっている現代だからこそ、職人が丁寧に作っていた純粋なアメリカメイドの眼鏡は希少で価値のあるモノではないでしょうか。

                          お問い合わせ:contact@frequence-s.com




2013年11月3日日曜日

上品だけどキワドイ

最近、個人的に盛り上がっているのが繊細で上品な眼鏡に「毒」を加える作業。
特に、70'SのHILTON CLASSICといった金張りで細く、繊細な眼鏡にカラーレンズを入れてキワドイ雰囲気を作り出すのが非常に楽しいです。
高級な物をカスタムして下品になりそうなギリギリのラインを楽しむ。

例えば・・・
70'S HILTON CLASSIC 14KRG


このままでも十分、雰囲気があってカッコいいのですが、少しレンズに色を入れてみました。
50%の濃度のブラウンを入れると・・・


グッと印象も変わります。
やや、キワドイ感じが出ますね。

並べてみると・・・(同じ眼鏡です)


レンズに色が入っていない方は柔らかい印象ですが、カラーレンズの入っている方は少し怪しさ?イヤらしさ?が感じられます。
眼鏡の良さはレンズを替えるだけで、相当印象が変化するところです。
上品な雰囲気の眼鏡がレンズに色が入ると少し毒気が出てくる。
上品なものを下品になるギリギリのところまでカスタムして遊ぶのも、かなり奥が深くて非常に楽しいです。

先週末に入荷した同じく70'SのHILTON CLASSICのこちらの眼鏡もフロントのリム周りのセル巻きの生地の色も秀逸です。







巻いているセルも薄いので、野暮ったさは感じられない品のある眼鏡です。
このセル巻きも今だと七宝樹脂を焼き付けて、転写プリントで柄を表現している眼鏡も多いのですが(そちらの方がコストも少なく大量に作れるのですが、紫外線でプリントの柄が3年程すると抜けてきます)この当時はセルを巻き付けて作られています。
やはりセル巻きの方がクラシックでトラディショナルな雰囲気が出ます。
個人的には、クリアレンズでセル生地の色を生かすか、ブラウン系のレンズ(25%くらいの濃度でグラデーション)なんかが際どくて雰囲気出そうです。
レンズをどうするか、あれこれ考えるのもかなり楽しいですよ。



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